思考の深まり

哲学において

考えたことがすぐに自分の思考の血肉になることは滅多にないだろう

 

考えたことは時間をかけて深く沈澱し

ある程度溜まった上で思想として発露するものなのである

 

思考のレベルが上がっていくのは

まっすぐではない

 

ある程度の閾値があって

そのラインを超えたら

やっと高次の次元へと進むものである

 

ゆえに思考には時間と我慢が必要である

我慢して思考し続けて

ようやく悟りが見えた時に

高次の段階に辿り着いているのである

 

考えよ!感じるのではなく!