大学院生は研究者の卵

 

今日はなぜか夜中に書き散らしたこのツイートがバズったようだが

一番多かったツッコミは「孵るのではなく茹でるの?」というものだった

 

何の考えもなしにツイートをしたものではあるとはいえ

世の中のみなさん勘違いしているのではないだろうか

 

 

研究者というのは卵から孵化して飛び立つ鳥などではない

知識を提供し栄養を与えるという意味での

卵焼きかオムレツにしかなれないのだ

 

ある意味において、鳥とは違って

地に足がついているのが研究者とも言えるが

研究者は鶏=チキンで甘んじるほど臆病じゃねーんだよ

英文標準問題精講〜好きな英語参考書発表スフィンクスさん〜

タイトルの参考書はこれだ

 

僕が受験時代も大学時代も愛した

英語参考書である

 

とにかくこの英語参考書は

最初のうちはいいとしても

高校の教育課程、大学受験の範囲を優に超えて

段々、韻文とか詩とかが出てくるようになる

こんなの試験に出ないよーみたいな例文がガンガン出てくるので

ほとんど趣味である

 

だがそんな趣味、そう、衒学趣味的な本能を呼びさませるのが

この英語参考書だ

 

受験が終わって一息ついて

大学時代になって読んでみても

読めてしまういい本だ

 

 

暗い人と明るい人

ヘラクレイトスは難解で「暗い人」と言われていたらしく

他方で

デモクリトスは原子論で「笑う人」と言われていたらしい

 

要するにヘラクレイトス陰キャ

デモクリトス陽キャということになるが

 

信奉する議論によって暗くなったり明るくなったりするものだろうか

その辺の思想と気質の関係について調べたいなと思っている

ジェームズの『プラグマティズム』にそんな話があったような気がするが

もう一回読んでみないとわからない

下手な逆張りはつまらない

タイトル通りだが

本流から傍流へ

正統から異端へ

正気から狂気へ

 

自分が変わってると思ってもらいたくて

逆張りする奴は得てしてダサい

 

『好きを言語化する技術』が流行っているからと言って

『嫌いを言語化する方法』などというタイトルで

ブログを書いてしまうのは底が知れている

 

王道はやっぱりおもしろいから王道なのであって

逆張りするとしても王道をきっちり極めてからやらなければ

意味がないし寒い

 

型を壊すためには

まず型を習得するところから始めなければならないのである

 

道のりは険しい

嫌いを言語化する方法

おそらくこのブログを読んでいる人は

概ね嫌いなもの、嫌いな奴がいると思う

そこで「嫌い」を言語化する方法を伝授しようと思う

 

単純に嫌いなもの、嫌いな奴に対して

「嫌い」と言ったり、

あるいは罵詈雑言を吐くというのが

シンプルだろう

 

しかしもっと良いやり方は

とにかく嫌いなものを褒めて褒めて

突出させてボロを出したところを突く

そうやって炎上させるのがいい手だ

 

嫌いなもの、嫌いな奴に「嫌い」と意思表明するだけではだめで

完膚なきまでにつぶさなければならない

 

嫌いな奴は全員滅びればいいのだ

学振という制度について

ネット界では学振が騒ぎになっているが

別に学振採択者がバーベキューしようがどうしようがどうだっていい

 

それよりも制度を改善しなければ未来はないということだ

学振採択者は「star研究者」などと言われ

キラキラした風に見せているが私はこう言いたい

 

そして、学振制度から

博士号取得後への進路に向けて

こう言いたいのだ

 

アカデミアと社会の産学連携を進めなければならない今

大学のポストという減りつつあるパイを奪い合う状況から解放されなければならない

 

大学のポストを増やせ!と声高に叫んだところで

少子化が進む不可逆的な変化に反している

だからもっと多様な道筋を考えられるように

進路の幅を増やすべきなのである

 

そのための改革を