私が大学院生のころは人文学が役に立つとか売れるとかいったことを極度に忌避し、嫌悪する教授ばかりだったように思う。その割には大学で賃金をもらい本を出せば売れて稼いでいるのだが、にもかかわらず、人文学は役に立つための学問ではないなどとお題目を唱える。いわば、人文学界に清貧主義が蔓延していたのだが、実際に稼げていることとの折り合いをつけることが難しそうだった。
しかし、近年、令和人文主義というムーブメントが出てきて、若手・中堅研究者は人文学で稼いだり事業を行ったりすることを厭わない。ようやく、清貧主義の呪縛から逃れられているように見える。
私はこのような流れは大変いいと思う。人文学は実際に役に立つものであるし、稼げる。そういった側面をもっと前面に押し出していいものだと思う。売れる人文学、いいじゃないか。人文学で人稼ぎして、社会もよくなり、みんな万々歳。めでたし、めでたし。
そういうわけで、私はブログの収益化はやめないし、最近収益が復活したのでもっと人文学していきたいと思います。今は令和人文主義の形而上学的基礎付けについて考えています。また、令和人文主義は倫理や政治から離れているという話を聞くが、私は全世代の人間なので、うまく人文学と倫理・政治を架橋するロジックを考えたいと思っている。
応援よろしく。
