死、その甘美

人間は死を恐れ、破滅を恐れるが

むしろ生まれてきたこと自体が悲劇なのではないかと思う

 

我々は教育を受け仕事をし、何か意味のあるものを探そうとするが

そういったものはすべて虚無であり、退屈を凌ぐために発明されたに過ぎない

 

タナトスは告げる

自死こそ救いであると

 

自殺はいけないというけれども

いつでも死ぬことができる、この生から降りることができるという意識が

我々にとって唯一残された希望なのではないか

 

死、その甘美なる夢