キケロ『友情について』〜薄い本と言えばこれでしょう〜

人間関係で悩む若者は多い。

特にSNS世代の人とつながりやすくなった人々にとっては

人間関係の悩みは尽きない。

そんなときは一度デジタルから離れて

キケロの『友情について』を読んでみてほしいものだ。

 

 

友情関係というのは、徳のある者同士の関係でなければならず、

おべっかや追従ではだめだという。

 

SNSを見てると、単に友人関係を結ぶというのではなく、

なんかインフルエンサーだったり、業界で著名な人だったりと

交流したがる人を見かけるが、そういうのは友情とは言えないだろう。

 

友人というのは「第二の自己」であって、

自分と徳を共有できている者同士で仲良くすればいいのだ。

 

昔、とある先生がこの書物を勧めてきた時に、

「真の友人なんて2,3人いればいいんですよ」とおっしゃっていたが、

まさにその通りだと思う。

 

SNSで承認欲求を満たすのも悪くない、というか私もそうしているが、

友人関係は数少ない人たちだけでやっていけるというものである。