今週のお題「最近やっと〇〇しました」
哲学ばかりに身をやつしていて
長らく文学に触れていなかったことは
批評家としてあるまじきことだと反省し
小説を読み始めました。
今回読んだのはこれ
ミラン・クンデラの『存在の耐えられない軽さ』です
タイトルからして哲学っぽくはありますが
恋愛小説ですね
これを読んでいて思ったのは
知り合いにポリアモリーの男性がいるのですが
付き合っている全女性と関係を継続させるのに
相当な苦労を払っているようで
見かけではただの色狂いに見えるけれども
関係維持に払うコストを考えると
尊敬の念に値します
小説では最終的に一人と結ばれることになりますが
ポリアモリーというあり方も認めてもいいでしょう
僕はそんな知人のことを思い浮かべながら
性愛に耽る主人公を見て
小説を読んでおりました