『すごい哲学』のすごさについて

本日はようやく

『すごい哲学』を読み終えることができた。

 

構成としては大体見開き4〜5ページなので

寝る前に一つ一つの項目を読むだけでもいつの間にか終わってしまうぐらい

親切設計になっている。

 

さて、この書籍のどこがすごいかというと

哲学といえば大上段に構えて「哲学史を学ぶのじゃ」と言われがちで

実際世に出ている哲学入門書も哲学史を解説したものが多いが、

この書籍は世界中の現役哲学研究者の論文を要約し解説したものになっている。

この書籍を扱う際の着眼点はいろいろあって

例えば、

①現在進行形の哲学研究がどうなっているのか

②哲学研究者が最新の論文をどのように読んで要約して解説するのか

③今流行りのネタがどのように哲学されるのか

など、学ぶところは多い。

 

哲学史なんかダルくて最新の話題を扱いたいと思う哲学研究者

もしくは哲学史をやってても応用分野もやっておこうと思う哲学研究者

そして現代の話題に哲学的アプローチで考えてツイバトルがしたい素人

などさまざまに需要がある点で設計が優れていると思う

 

これはみんなに読んで欲しい代物である