最近、世の中で出ている哲学関連の編著には
主題の一貫性などなく
ただ人気若手研究者の書いた文章が
雑多に並べられているだけの
論文集になっているような気がしてならない。
人脈で執筆者を集めるのだから
当然、売れるためには人気の若手研究者が書いたっていう方が
体裁はいいだろうしその方が売れるという見込みだろう。
だが、いかにもSNS時代にバズればいいという発想すぎやしないかと
疑問に思うところもある。
こういう時代にこそ
堅くて堅実な研究をしている
研究者を発掘して
本を書かせてもらいたいものだ。