勁草書房の哲学・倫理学書ベスト5を発表!

皆さーん お元気ですか?

私の、否、私たち哲学・倫理学研究者が好んで読む

勁草書房の書籍

私もかなり集めてますが

持ってる中でベスト5を発表したいと思いまーす!!!

 

 

第5位

『達成としての知識』ジョン・グレコ著、上枝美典訳

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これは私の専門とする認識論の書籍だが、

現代認識論においては最高点に達していると言ってもいい。

私の専門ではあるが、近年認識論がどこまで人気があるかわからないため

5位にしておいた。

 

なお訳者の上枝先生が書かれた書籍に

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『現代認識論入門』がある。グレコを読む前にこちらで勉強してからでもいいだろう。

 

 

第4位

『メタ倫理学入門』佐藤岳詩

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こちらは言わずと知れたメタ倫理学分野の本邦初の入門書だろう

今でも刷数を重ねているモンスター商品

だがベタすぎるのであえて4位にとどめておいた

 

メタ倫理学がやりたいのであれば他にもこういった商品がある

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もはやメタ倫理学といえば勁草書房という状態である。

やはり日本の哲学・倫理学業界は勁草書房あって初めて発展してきたものだと痛感させられるものがありますね。

 

第3位

『認識的不正義』ミランダ・フリッカー著、佐藤邦政監訳、飯塚理恵訳

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認識論的不正義の分野は日本で紹介されて然るべき分野だろう。

勁草書房は前掲書のメタ倫理学と同様、実践・応用分野をよく紹介してくれる。

私はこれを日本語で読めてよかった。

今後の認識論・フェミニズム研究にも相当に貢献するだろう。

また、認識論的不正義にはこんな本も出ている。

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刊行物を単発で終わらせずに

シリーズ展開を考えていくあたり

勁草の出版社としての格の違いを見せつけてくれているところだろう。

 

第2位

『思考力改善ドリル』植原亮

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哲学研究者で、読み手の頭をよくしてやろうという人は滅多にいないのだが

植原先生の本はとても親切で思考力を伸ばそうという気概を感じる

私としてはこういう本がもっと世の中に溢れてくればいいのにと思っているので

かなり高評価をしている。

 

植原亮先生といえば以下のような専門書も出ている。

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このようにすばらしい書き手を見つけてくるあたりが

富岡勝スピリットを継承していると言ってもいいところがある。

 

 

第1位

『ヒュームの自然主義懐疑主義』澤田和範

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私が京都大学倫理学をやっていたことは

私のかつてのアカウントを知っている人ならわかるだろうが

著者は私ととても交友関係が深く

よくぞここまで出世したと驚いている

 

ヒューム研究学会の合評会でも

澤田=ヒュームと称され、彼はヒューム哲学を完全にものにしたと言ってよい

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300年来のヒューム研究をこの一冊で終わらせてしまったのだから

この書物は今後数百年残るだろう。

是非とも勁草書房はこの書籍を英訳することを

視野に入れたほうがいいと思う

 

おわりに

以上になるが

勁草書房の書籍リストを見てもまだまだ紹介したい本はたくさんある

それだけすばらしい出版社だということだろう

出版不況と言われている時代だが

このように常に進化し続ける勁草書房なら

未来は明るいだろう