就活ブログに書いたんだが何だか覚えていないが
一応民間就職を目指すのと同時にアカデミアへの就職を目指していた時期はあった
アカデミアへの就職とは言っても当時は今よりも業績も貧弱でコネもなく
とりあえず公募で受けるしかなかったのだが
僕がアカポスを半ば諦めた決定的な場面があった
とある非常勤の面接の時だった
面接官の教員らしき人が口を開いて言うに
「あなた、◯◯君(某若手研究者)を怒らせたんだってね」と藪から棒に言われた
僕は自覚がないわけでもなかったがとりあえず
「そのようですね。この度は大変失礼したと思ってます」と答えたのだが
「彼を怒らせちゃダメだよ。若手のホープで年長者からも重宝されてるんだから」と嗜められてしまった
アカデミア業界は年上ほど敬った方がいいと思いつつ注意しながら過ごしていたが
同世代には忌憚なく意見を発したり何なら血の気が多くライバルと思うや喧嘩を売ったりしていた
だが「若手のホープ」というもので権威性や影響力を持ちうるということに無自覚だった私は
アカデミアサバイバルに失敗したのである
このブログを読んでいるアカデミア志望の方は
世代関係なく同業者には敬意を持って接してほしいと思い
失敗談をここに記した