人文系博士課程の就職活動の想い出③

2019年冬

寒くなってきた頃だ

 

前の就活の失敗も反省しながら

とにかく次を受けないといけないと思い

応募した。

 

次面接まで進めたのは

また進路情報系の会社だ

 

一次面接行ってみたが

そんなにアットホームという感じではなかったが

まあ悪くないなという感じだった

面接もまあ普通かなと

 

問題は最終面接だ

その会社のボスっぽい人が出てきて

話したのだがあまり感じは良くなかった

聞かれたのは次の点だ

ICU生だけど辞めないよね?と心配された

さらに連続攻撃で

趣味はバンド、ドラムって書いてあるけど

またバンドで夢追いかけたりしないよね?と

 

そして落ちた

まあ教育系とはいえども

ただ高学歴なだけでは即戦力にはならんのだなと

痛感した

しかもICU生が辞めやすいという実績もしっかり持っているようだった

とはいえOBを恨んだところで仕方がないし

僕の場合はそれ以前の問題もあるのでこればっかりは他責思考にはなれない

 

それでも僕はメンタルが強いというわけではないが

まあなんとなく余裕があったというかぼーっとしていたので

諦めじと次に向かうことにした

 

次は小さいけれども大学の事務だった

こちらもまず筆記試験みたいなのがあって

筆記試験とは言っても働く際の抱負とか

そういうのを確認するような作文みたいなのだったので

気合いを入れてびっしり書いて帰った

 

そして筆記試験は合格

次は面接だ

ここは一次面接と最終面接がある

とはいえ最終面接は交渉だろうから

一次面接が勝負だった

 

そして面接

大学事務としての抱負を聞かれて

僕なりにはちゃんと答えたつもりだった

特にその大学は図書館系統が強く

図書館に関しては僕も強い思いがあったので

熱心に答えたつもりだった

 

だが落ちてしまった

大学院生で大学のことは他の人よりは詳しいつもりなので

大学事務ならと思ったところが残念な結果である

 

そして2019年は持ち駒が無くなり

次の年に持ち越しになる

とはいえまあ勝負は春4月採用の1、2月だと聞いているので

こっからが本気だろう

今までのは前哨戦だろうのぐらいの気持ちで

割とポジティブではあった

 

まあ気合と根性と大和魂を掲げる私としては

この程度の傷ではダメになることはない

 

年明けで心機一転し

新たに就活を始めようと思い立った時だった

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女が浮気をしていた