人文系博士課程の就職活動の想い出①

私が民間就活を始めたのは

2019年の夏頃だったか、

当時付き合っていた彼女に

民間就職しろってうるさく言われたので

そうすることにした。

 

というのも当時アカデミアは、というか今もそうだが

やはり就職難で、ちょうど九州大学の放火自殺事件が起きたばかりの頃だったので

アカデミアにこのまま残るのは危険だなという意識は僕の中にも少なからずあったからだ。

http://“年収300万40歳博士”は自業自得なのか “法科大学院の失敗”も根本は同じ #プレジデントオンライン https://president.jp/articles/-/27250

 

一応、指導教授に博士課程終了後の進路を相談してみたところ

「就職できるまでは長い、だから清貧でも耐えるのだ」と言われたので

彼女もいたしそういうわけには行かんだろと思ったので

やはり就活を始めることにした。

 

さて、最初に大学の就職支援センターに行ってみることにして

就活カウンセラーとハローワークから派遣されてきた職員と相談して

色々言ってみることにした。

 

まず最初に行ったのはハローワークで開催される

SESのITエンジニアの仕事の説明会だった。

SESのシステムはなんとなくわかったが

客先常駐の仕事は面倒だな、内勤がいいなとなんとなく思った僕は

そこを受けることは断念した。

 

まずITエンジニアを独学ですら何も勉強していないのに

30代中盤からできる気はしなかったのだ。

 

2019年夏、7月ごろの話だった。

 

それから7月〜8月は

まだ職業の要領が分かってなかったので

とりあえず一般事務ならいいかと思って

ハローワークに求人票を取りに行っていた。

 

大学に来ていたハローワーク職員からは

一般事務みたいなスキルが向上しない職種は

未来がないから辞めておけと言われた。

 

じゃあどうすればいいのかというのは

正直当時夏頃にはまだよくわかっていなかったのであった。

 

しかも当時の夏・秋に学会発表も入っていたので

まだ本腰入れて就活は始められていなかったと思う。

 

学会活動が終わってから10月

いよいよ本格的な就職活動が始まる。

 

その話は次でしよう。