学歴主義の終焉

今週のお題「大人になってから克服したもの」

 

大人になってから克服したもの

それは学歴コンプレックスである

 

私は幼少期はぼーっとした子供だったが

中学の頃、力が欲しいと目覚めた。

学校という空間で最も力を示せるのは

スポーツか勉強だろうが、スポーツはからっきしダメだったため

私はもう勉強することにした。

中学2年の頃から成績はぐんぐん伸び

クラスで2番目の成績にまでいたった。

(ちなみにその時、一位のやつは

 高校受験で名門私立進学校に行くぐらいのやつだったので

 勝つのは諦めていた)

 

高校ではその地域トップクラスの進学校に入ったが

他の生徒とのレベル差に愕然

俺はまだまだだった

挫折感を味わった末、うつ病にもかかったが

だがそれでも東大か京大に行きたいという思いは捨てず

自分なりに勉強した

 

2年の浪人期間を経て東大を受験するも失敗

滑り止めの私大に入ったが

私は東大の過去問を大学1年、2年まで買い

ひたすら問題を解いていたように思う

それでも大学の講義がおもしろくなり

再受験する意欲も失ってしまった

 

大学の講義が面白ければ

学歴なんて関係ないと思い始めたのが

20代の頃であった

 

私は私なりの学問、特に専攻は哲学なのだが

それを極めていき

最終的には博士号を取得するに至った

 

博士号を取得しさえすれば

もはや学歴コンプレックスに苛まれることはなくなった

 

博士号

それはすばらしいもの

学歴の最頂点

 

もちろん東大や京大の博士号の方が上だろうが

学問をやる上で博士号は運転免許のようなものである

 

私は学問をやる資格がある

だから非常勤でもなんでもいいから誰か紹介しろ

しばくぞ