ベーシックインカム論一歩手前

スフィンクスさんは昔やってたテーマを掘り返して

もう一度社会保障の哲学、特にベーシックインカムの哲学に手を出そうと思っています。

ただいかんせん手をつけていたのが10数年前のため最近の議論がどうなっているかはわかりません。

なので、とりあえずChat GPT先生に今のベーシックインカム論の動向を聞いてみました。

ベーシックインカム(BI)の導入については、賛否両論があります。以下にそれぞれの立場からの主な議論をまとめます。

賛成派の意見

  1. 貧困と不平等の削減: ベーシックインカムは、すべての市民に最低限の生活費を提供するため、貧困の削減に寄与する可能性があります。これにより、不平等が緩和されると期待されています。

  2. 労働市場の柔軟性向上: 労働者が最低限の収入を得られることで、低賃金での不安定な労働に頼らなくてもよくなり、より自分に合った職業や学びの機会を選びやすくなります。また、起業やフリーランスとしての活動が促進される可能性もあります。

  3. 社会的な安定: ベーシックインカムにより、経済的不安が軽減されるため、社会全体がより安定する可能性があります。特に経済的な危機や自動化による雇用の変化に対する備えとして有効とされています。

反対派の意見

  1. コストの問題: ベーシックインカムを導入するためには、多額の資金が必要です。この財源をどのように確保するか、増税や他の福祉制度の削減が必要になる可能性があり、それに対する懸念が多くあります。

  2. 労働意欲の低下: ベーシックインカムによって、最低限の生活が保証されるため、特に低賃金労働への労働意欲が低下するのではないかという懸念があります。これにより労働力不足が発生し、経済全体に悪影響を及ぼす可能性があります。

  3. 不公平の問題: すべての市民に同じ金額が支給されることで、所得が多い人々にも支給される点について不公平感を持つ人がいるかもしれません。また、現行のターゲットを絞った福祉制度に比べて、貧困削減効果が薄まる可能性も指摘されています。

結論

ベーシックインカムを導入すべきかどうかは、国の経済状況や社会構造、政策的な目標によって異なるでしょう。一部の国や地域では試験的に導入されている例もありますが、実際の導入には多くの議論と検討が必要です。現時点では、賛否の両方を考慮し、各国の状況に合わせた慎重なアプローチが求められるでしょう。

 

ということで、今後ベーシックインカムをどう考えていくべきかは

社会保障を考える上で以上がヒントになるでしょう。

がんばります!