人文学

哲学の読書体験について

哲学の読書体験で僕が大事にしていることがただ一つある それは、(僕の場合はあくまで専門外の)哲学書を読むときは まずとにかく原典を読むことである。 この場合、原典は言語じゃなくても翻訳でもいいから とにかく原典を読む。 よく言われるのは、 原典…

研究はローラー作戦

人文系の話だが ある分野について詳しく研究したいと思うのであれば 一次資料はもちろんのこと その分野について片っ端から 100本論文を読めという 100本のうち 15~20本でも 参考文献に使えれば マシな論文になりうる 1日1本読んでいけば 3ヶ月ちょっとで そ…

『すごい哲学』のすごさについて

本日はようやく 『すごい哲学』を読み終えることができた。 世界最先端の研究が教える すごい哲学 総合法令出版 Amazon 構成としては大体見開き4〜5ページなので 寝る前に一つ一つの項目を読むだけでもいつの間にか終わってしまうぐらい 親切設計になって…

ハイデガー『ヒューマニズム書簡』第10節を読む

philo1985さんの哲学ウニベルシタス=哲じゃがにて 次回、ハイデガー『ヒューマニズム書簡』第10節を主題とするらしいので 予習がてら私なりに読んでまとめてみた。 タイトルは「存在論・倫理学を超えて存在の思索へ」となっている。 80. エーティック〔=倫…

憑依型研究者という存在

哲学研究というのは一般的なイメージとして 研究対象とする思想家の思考を一歩離れて調査・解釈するものというのがあるが 研究対象そのものに没頭もしくはその対象になってしまうという 憑依型研究者というのがいる 論文を書くときになると まさにその哲学者…

人文系博士課程の就職活動の想い出⑥

2020年春先 就活も悪い意味でひと段落し 世の中も自粛ムードが漂っていたため 僕も自宅に引き篭もる生活をしていた もはや民間就職は諦め 転職サイトを確認することもなく 文筆活動を始めていた あと翻訳もだ もうこの辺で食っていくしかなかろうと思い 毎日…

人文系博士課程の就職活動の想い出⑤

2020年も春を迎えようとしていた いいところまで行った企業も落とされてしまい 世間ではコロナが流行りはじめている やはりもうアカデミアでがんばるしかないと思っていた矢先 大学の就職課の方が病院の事務の仕事を紹介してくれた コロナの時期に病院かーと…

人文系博士課程の就職活動の想い出④

2020年年明け 気持ちを引き締め直して就活を再開しようと 大学に行って友人と話したら なんとその友人に彼女は浮気をした話をしたらしい 確かに彼女はちょっと頭が悪いと思ってたけれども そんなこと言うかと大変残念な気持ちになっていた ちょっと口論にも…

人文系博士課程の就職活動の想い出③

2019年冬 寒くなってきた頃だ 前の就活の失敗も反省しながら とにかく次を受けないといけないと思い 応募した。 次面接まで進めたのは また進路情報系の会社だ 一次面接行ってみたが そんなにアットホームという感じではなかったが まあ悪くないなという感じ…

人文系博士課程の就職活動の想い出②

2019年10月になって ようやく就職活動に本腰を入れて取り組めるようになった。 その頃、正直に言って大学の就職支援センターは あくまで学部生・修士生向けのものであって 博士課程の就活に向かないのではないかという思いはあった。 だから、年齢的にも転職…

人文系博士課程の就職活動の想い出①

私が民間就活を始めたのは 2019年の夏頃だったか、 当時付き合っていた彼女に 民間就職しろってうるさく言われたので そうすることにした。 というのも当時アカデミアは、というか今もそうだが やはり就職難で、ちょうど九州大学の放火自殺事件が起きたばか…

人文学は神の学問

人文学をやっている人はみんな徳が高い 普段から大量の資料文献を扱い たくさんの知識人たちの多様な意見を 交通整理しているから 意見が偏ることはないし 思想も中立だ ツイッターを見ていても 誰1人として争わず お互いを承認しあって 平和だ やはり世の中…

スフィンクスさんの休日〜論文を読んだだけ

今日はぶらぶらしていた。 本や論文が読みたいと思って、 カフェにでも行こうとあちこちのカフェを廻ってみたが、 先週末と昨日雨だったからなのかやけに人が多く、 どこも混んでいたために、カフェで読書は断念した。 自宅の最寄駅のカフェもダメだった。 …

ちゃんとした読書会がやりたい

一人ではとても読めない難しい本が読みたいですね。 候補としては以下 Truth and Objectivity 作者:Wright, Crispin 発売日: 1994/01/01 メディア: ペーパーバック Spreading the Word : Groundings in the Philosophy of Language 作者:Blackburn, Simon 発…

メタ倫理学の勉強(7/11~7/20)の成果と今後の展望

今週のお題「2020年上半期」 7月11日〜7月20日の期間はメタ倫理をやると宣言していました。 7/11~7/20 メタ倫理7/21~7/30 政治思想史https://t.co/wEmwc54v7g — S p h i n x t h a n (@Sphinxthan) 2020年7月18日 他の作業と並行しながらの勉強でしたので、…

人文学がこの先生きのこるには

熊野純彦「人文学の現状と将来・私見」(『人文学と制度』西山雄二編) を読みました。 当該論文の解説は 新書よりも論文を読め180 熊野純彦「人文学の現状と将来・私見」を見てもらえばいいだろう。 youtu.be 小説を読むことが特殊技能と化しつつある昨今。…